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港区麻布(南麻布)の歯医者・歯科|愛育クリニック麻布歯科ユニット

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診療時間

9:00〜19:00 ×

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〒106-8580 東京都港区南麻布5-6-8
総合母子保健センター愛育クリニック

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前歯は自信のカギ、奥歯は健康の土台!虫歯が奪う2つの大切なもの

笑顔の第一印象を守るために:前歯の虫歯治療

 

前歯の虫歯が与える見た目への影響

前歯は、人と会ったときに最初に目に入る部分であり、第一印象に大きな影響を与える重要な部位です。虫歯が前歯にできると、見た目の美しさが損なわれ、自信を失う原因になることがあります。黒ずみや欠けた歯は、笑顔を控えたり、会話中に口元を隠したりする行動を引き起こすことも少なくありません。

特に社会生活や職場でのコミュニケーションが重要な場面では、口元の健康が人間関係に与える影響も見過ごせません。前歯の虫歯を放置することで見た目だけでなく、さらなる進行により歯の構造が弱くなり、最終的に歯を失うリスクも高まります。そのため、前歯の虫歯治療は、見た目の改善だけでなく、健康と自信を取り戻すためにも非常に重要です。

 

笑顔を取り戻すための最新治療法のご紹介

当院では、患者さんが「笑顔に自信を持てるようになる」ことを目指し、前歯の虫歯治療において最新の治療法を採用しています。虫歯の進行度に応じた適切なアプローチを行い、見た目を重視した治療を提供しています。

1.進行度に応じた治療計画

初期段階の虫歯であれば、コンポジットレジン(白い詰め物)を使用し、目立たない修復を行います。進行が深い場合には、歯を削る量を最小限に抑えつつ、見た目に配慮した修復を心掛けています。

2.痛みを軽減する治療

麻酔技術の進歩により、治療中の痛みを抑え、患者さんがリラックスして治療を受けられる環境を整えています。これにより、治療への恐怖心が軽減されます。

3.オーダーメイド治療

前歯は特に見た目が重要なため、患者さん一人ひとりの歯の色や形に合わせたオーダーメイドの治療を提供します。これにより、治療後も自然な美しさが保たれます。

 

自然な仕上がりを実現するセラミック治療の魅力

セラミック治療は、見た目の美しさと耐久性を両立する治療法として、前歯の虫歯治療において非常に人気があります。セラミックは天然の歯に近い透明感と質感を持ち、自然な仕上がりを実現します。

セラミック治療の特長

1.見た目が自然

セラミックの最大の魅力は、その透明感と色の再現性です。天然歯と見分けがつかない仕上がりが可能で、笑顔に自信が持てます。

2.耐久性が高い

セラミックは、金属に比べて腐食せず、変色の心配もありません。また、噛む力にも耐えられる強度があるため、長期間美しい状態を保つことができます。

3.金属アレルギーのリスクがない

金属を一切使用しないため、金属アレルギーの方にも安心してご利用いただけます。

4.汚れがつきにくい

セラミックは表面が非常に滑らかで、汚れやプラークが付着しにくい素材です。これにより、虫歯の再発リスクも低減します。

治療の流れ

1.カウンセリング

患者さんの希望やライフスタイルに合わせた治療方法を提案します。

2.色や形の決定

自然な仕上がりを実現するため、隣の歯や全体の歯並びに合わせてセラミックの色や形を選定します。

3.治療と仕上げ

虫歯部分を丁寧に治療し、セラミックを装着します。最後に調整を行い、快適に噛める状態に仕上げます。

 

健康の土台を支える奥歯の治療:痛みからの解放

 

奥歯の虫歯が全身の健康に与える影響

奥歯は、食べ物をしっかりと噛み砕く咀嚼機能を担う重要な役割を果たします。しかし、虫歯によって奥歯の機能が低下すると、健康全体にさまざまな影響を及ぼすことがあります。

まず、奥歯で十分に噛めないと食べ物がしっかりと細かくなりません。その結果、消化器官への負担が増え、胃腸の不調を引き起こす原因になることがあります。また、片方の奥歯に痛みがある場合、痛みを避けるために片側だけで噛む「偏った噛み癖」が生じ、顎関節や筋肉に負担がかかることもあります。

さらに、奥歯の虫歯が進行し、炎症が広がると、歯周病や菌血症など全身に悪影響を及ぼす可能性もあります。奥歯の健康は、口腔内だけでなく全身の健康維持に直結しているのです。

 

咀嚼機能を守るための的確な治療方法

奥歯の虫歯治療では、いかに咀嚼機能を守るかが重要なポイントとなります。当院では、患者さんの虫歯の進行度や咬み合わせを考慮した上で、以下のような治療方法を提供しています。

1.虫歯の進行に応じた治療法の選択

・初期の虫歯(C1~C2):

虫歯がエナメル質や象牙質にとどまっている段階では、詰め物(コンポジットレジン)での修復が可能です。

・中程度の虫歯(C3):

虫歯が神経近くまで進行している場合には、被せ物(クラウン)を使用して歯全体を保護します。

・重度の虫歯(C4):

歯が大きく損傷している場合でも、できる限り抜歯を避けるための治療を優先します。

2.治療後の咬み合わせ調整

治療後の咬み合わせが正確でないと、歯への負担が増え、再発や別の歯の損傷を引き起こす可能性があります。当院では、治療後の調整を丁寧に行い、自然で快適な咬み心地を提供します。

3.奥歯の役割を考慮した治療素材の選択

奥歯は噛む力が強くかかる部位のため、耐久性のある素材が必要です。当院ではセラミックやジルコニアなど、機能性と美しさを兼ね備えた素材をご提案しています。

 

痛みを抑える最新技術による治療プロセス

奥歯の虫歯治療では、痛みを伴うというイメージが強いかもしれません。しかし、当院では最新の技術と丁寧なアプローチを用いることで、痛みを最小限に抑えた治療を実現しています。

1.表面麻酔の活用

麻酔の針を刺す前に、表面麻酔を塗布することで針の痛みを感じにくくします。このステップにより、患者さんの不安を軽減します。

2.高精度の麻酔注射

麻酔を行う際は、専用の機器を使って注入速度をコントロールします。これにより、注射時の痛みをほとんど感じることなく麻酔が完了します。

3.短時間で負担を軽減する治療スケジュール

患者さんの時間的な負担を軽減するため、治療をできるだけ短期間で終わらせることを心掛けています。一度の通院で多くの処置を行うプランもご提案可能です。

4.術後ケアも充実

治療後の痛みや腫れを抑えるためのケア方法を丁寧に指導します。必要に応じて鎮痛剤を処方し、快適な治療後の生活をサポートします。

 

見た目も機能も妥協しない歯科治療の選択

 

前歯と奥歯の違いを理解した治療計画の立案

歯科治療では、前歯と奥歯の役割や特徴を考慮した治療計画を立てることが、患者さんにとって満足度の高い結果を生む鍵となります。前歯は主に「見た目の美しさ」を重視し、奥歯は「咀嚼機能の維持」が最優先課題となります。それぞれの違いを理解し、適切な治療を選ぶことが重要です。

○前歯の治療計画のポイント

前歯は、笑顔や話し方に直結するため、治療後の見た目が非常に大切です。

・自然な見た目を重視:歯の色や形に調和した仕上がりを目指します。セラミックやコンポジットレジンなど、見た目に優れた素材を使用します。

・細部までこだわる治療:前歯の形状や透明感、歯並びとのバランスを考慮し、患者さんの要望に合わせた治療計画を作成します。

○奥歯の治療計画のポイント

奥歯は食べ物をしっかり噛み砕く役割を担うため、耐久性や機能性が重視されます。

・咀嚼機能の確保:奥歯の虫歯や欠損がある場合、適切な詰め物や被せ物で修復し、自然な咬み合わせを維持します。

・強度に優れた素材を選択:ジルコニアや金属の被せ物を使用し、長期的な使用にも耐える治療を行います。

 

美しさと健康を両立する治療選択肢

当院では、美しさと健康の両立を目指した多彩な治療選択肢を提供しています。患者さん一人ひとりのライフスタイルやニーズに合わせたオーダーメイドの治療を行い、最良の結果を追求します。

○見た目にこだわる治療法

・セラミック治療:透明感と光沢感に優れ、天然の歯と見分けがつかない仕上がりを実現します。金属を使用しないため、金属アレルギーの心配もありません。

・ホワイトニング:自然な白さを取り戻すことで、全体的な美しさを向上させます。

○機能性を重視した治療法

・詰め物・被せ物の選択:機能性と見た目を両立させるジルコニアやハイブリッドセラミックを採用。奥歯でも美しさを妥協しない治療が可能です。

・咬み合わせの調整:機能的な治療を行うことで、食べる力を最大限に発揮できる状態を保ちます。

 

治療後も安心のメンテナンスプログラム

治療後の歯の健康を維持するためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。当院では、患者さんのライフスタイルに合わせたケアプログラムを提供し、長期的なサポートを行っています。虫歯や歯周病の早期発見は、大掛かりな治療を防ぐ鍵です。また、歯石や歯垢を除去するクリーニングで口腔内を清潔に保ちます。

さらに、患者さんに合ったブラッシング方法やデンタルフロスの使い方を指導し、食生活の改善についてもアドバイスを行っています。これにより、日常生活の中で自分自身の歯を守るための意識を高めていただけます。治療内容に応じたプランで患者さんの状態を記録・管理し、必要に応じた調整を行うことで、安心して健康を維持できるようしっかりとサポートします。

 

初期段階での虫歯発見が未来を守る鍵

 

虫歯の初期段階(C0~C1)を見逃さない検査の重要性

虫歯の初期段階であるC0(エナメル質表面の白濁)やC1(エナメル質に小さな穴ができた状態)は、自覚症状がほとんどないため、患者さんご自身で気付くことが難しい場合があります。しかし、この段階で虫歯を発見し、適切なケアを行うことで、虫歯の進行を止めることが可能です。

特にC0段階では、歯を削ることなくフッ素や再石灰化を促す治療法で修復できる可能性があります。一方、進行した虫歯(C2以上)は歯を削る必要があり、さらに悪化すると神経に達して根管治療が必要になるケースもあります。そのため、初期段階で虫歯を発見することが、歯の健康を守るための第一歩となります。

 

フッ素を使った予防ケアの実践方法

フッ素は、虫歯予防において非常に効果的な手段の一つです。歯の表面にフッ素を塗布することで、エナメル質を強化し、酸による溶解(脱灰)を防ぎます。また、再石灰化を促進する働きもあり、初期の虫歯を自然治癒に導くことが期待できます。

フッ素ケアの具体的な方法

1.フッ素塗布

定期健診時に歯科医院で行うプロフェッショナルケアです。高濃度のフッ素を歯に直接塗布し、歯の強度を高めます。

2.フッ素配合歯磨き粉の使用

日常的なホームケアで、フッ素入りの歯磨き粉を使用することで、予防効果を持続させます。適量を守りながら丁寧にブラッシングすることが大切です。

3.フッ素洗口液の活用

歯磨き後の仕上げとしてフッ素洗口液を使用することで、虫歯菌の活動を抑制します。特に就寝前の使用が効果的です。

メリット

・エナメル質の強化により、虫歯に対する抵抗力を向上。

・初期虫歯(C0)での進行抑制と再石灰化促進。

・歯科医院とホームケアの併用で、虫歯予防効果を最大化。

 

定期健診で虫歯の進行を未然に防ぐ方法

虫歯予防の基本は、早期発見と継続的なメンテナンスです。定期健診では、患者さんご自身では気付けない小さな虫歯や問題を早期に発見し、治療や予防対策を講じることができます。

定期健診の主な内容

1.歯石除去とクリーニング(PMTC)

専門的な機器を使って歯石や歯垢を除去し、口腔内を清潔に保ちます。これにより、虫歯や歯周病のリスクを軽減します。

2.歯科医師による視診

虫歯や歯ぐきの状態を丁寧にチェックします。必要に応じてレントゲン撮影を行い、見えない部分も確認します。

3.セルフケア指導

患者さんのブラッシング方法やケアの習慣を確認し、改善点をアドバイスします。個々の状態に合わせた適切な方法を提案します。

メリット

・虫歯や歯周病の早期発見・早期治療が可能。

・歯を削る治療を最小限に抑え、健康な歯を長く維持。

・歯科医院でのケアと家庭でのセルフケアを組み合わせた総合的な予防が可能。

 

神経に達する前に!前歯・奥歯の緊急治療例

 

初期症状を放置した場合のリスクと対処法

虫歯は初期段階ではほとんど自覚症状がありません。しかし、放置してしまうと虫歯は徐々に進行し、神経に達すると強い痛みやさらなる治療が必要になります。特に前歯や奥歯のように重要な役割を担う歯では、虫歯の放置が全体の口腔バランスに大きな影響を与えることもあります。

⚠放置した場合のリスク

1.神経への感染

虫歯が進行して歯髄(神経)に感染すると、激しい痛みや腫れが発生し、根管治療が必要になる場合があります。

2.歯の弱体化と崩壊

放置すると歯が脆くなり、最終的には抜歯が必要になることも。これにより、咀嚼機能や見た目にも影響が出ます。

3.全身への影響

虫歯菌が血流を通じて全身に広がり、場合によっては心臓病や糖尿病などのリスクが高まることも報告されています。

対処法

・早期発見と早期治療

痛みが出る前に治療を行うことで、歯を削る量や治療の負担を最小限に抑えることができます。

・痛みを感じたらすぐに受診

虫歯の痛みは進行のサインです。早急な受診で重症化を防ぎます。

 

虫歯を適切に治療するための選択肢とその影響

虫歯治療は進行度に応じて最適な選択肢を選ぶことが重要です。当院では、患者さんの状態やライフスタイルに合わせたオーダーメイドの治療を提供しています。

-初期段階の虫歯(C0~C1)の治療

・治療方法:再石灰化を促進するためのフッ素塗布や予防ケアを行います。削らずに治療できる可能性が高く、患者さんへの負担が軽減されます。

・治療の影響:歯を削らないため、健康な歯質をそのまま維持できます。

-進行した虫歯(C2~C3)の治療

・治療方法:虫歯部分を除去し、詰め物や被せ物で修復します。治療にはコンポジットレジンやセラミックなど、患者さんのニーズに応じた素材を選択します。

・治療の影響:歯の形や機能を回復し、咀嚼力を維持します。

-重度の虫歯(C4以上)の治療

・治療方法:神経まで虫歯が進行している場合、根管治療を行い歯を保存します。状態によっては抜歯が必要になることもあります。

・治療の影響:適切な処置を行うことで、残った歯を長期間維持することが可能です。

 

治療期間を短縮するための取り組み

忙しい現代社会において、通院回数や治療期間の短縮は患者さんにとって大きなメリットです。当院では、効率的かつ質の高い治療を実現するための取り組みを行っています。

治療期間を短縮するポイント

1.初回診断時の精密な検査と計画

初診時に歯の状態を正確に把握し、効率的な治療スケジュールを提案します。これにより、無駄のない治療が可能です。

2.一度の通院で可能な限り治療を完了

患者さんのスケジュールに配慮し、一度の治療で複数の処置を行うプランをご提案します。

3.最新の治療アプローチ

治療器具や技術を用いて、迅速かつ正確に虫歯を除去・修復します。

4.術後のトラブルを防ぐメンテナンス

治療後の再発を防ぐため、適切なアフターケアやセルフケアの指導を徹底します。

 

前歯を美しく守るために知っておきたいセルフケア

 

虫歯を予防する正しい歯磨きの方法

前歯は、口元の美しさを保つ上で特に重要な部分です。しかし、虫歯になりやすい部位でもあり、日々のセルフケアが欠かせません。正しい歯磨きの方法を習慣化することで、前歯の健康を守り、美しい笑顔を保つことができます。

正しい歯磨きのステップ

1.歯ブラシ選びから始めよう

前歯の隙間や歯茎のラインにフィットする、小さめのヘッドを持つ歯ブラシを選びましょう。毛先は柔らかめで、歯茎に優しいものがおすすめです。

2.歯磨き粉の量を適切に

フッ素配合の歯磨き粉を使い、約1cmの量を目安にします。フッ素は歯の再石灰化を助け、初期段階の虫歯を修復する効果があります。

3.ブラッシングの基本

歯と歯茎の境目に歯ブラシを45度の角度で当て、小刻みに動かします。1本1本を丁寧に磨くことを心掛け、全体を磨くのに最低2分以上かけましょう。

4.デンタルフロスで仕上げ

歯ブラシでは届かない前歯の隙間には、デンタルフロスを使用します。糸を軽く前後に動かしながら、歯と歯の間の汚れをしっかり取り除きます。

 

食生活で虫歯リスクを減らすポイント

日々の食生活も、前歯の虫歯予防に大きな影響を与えます。虫歯菌の活動を抑えるために、食事や間食の内容を見直してみましょう。

1.砂糖の摂取を控える

虫歯菌は砂糖をエサにして酸を作り、歯を溶かします。甘いお菓子やジュースの摂取を控え、間食の回数も減らしましょう。

2.噛む力を鍛える食材を選ぶ

生野菜やナッツ類など、しっかり噛む必要がある食材を積極的に取り入れましょう。唾液の分泌が促進され、口内の酸を中和する効果があります。

3.カルシウムとビタミンDを摂取

歯を強くするためには、カルシウムを多く含む乳製品や小魚、ビタミンDを含む卵やきのこ類が効果的です。バランスの取れた食事で歯を内側から健康に保ちましょう。

4.飲み物も工夫

ジュースや炭酸飲料ではなく、水や無糖のお茶を選ぶことで、虫歯のリスクを軽減できます。特にフッ素を含む水は、歯の強化に役立ちます。

 

ホームケアで使えるおすすめアイテム

セルフケアを効率的に行うためには、適切なアイテムを使うことが重要です。以下のアイテムを活用し、日々のケアをより効果的にしましょう。

1.フッ素配合歯磨き粉

フッ素が含まれた歯磨き粉は、初期の虫歯を防ぐ効果があります。定期的に使用することで、エナメル質を強化し、虫歯に負けない歯を作ります。

2.デンタルフロスや歯間ブラシ

歯と歯の間に詰まった食べ物やプラークを取り除くのに最適です。特に前歯は隙間が目立ちやすいため、こまめに使用することで清潔さを保てます。

3.電動歯ブラシ

手磨きよりも効果的にプラークを除去できる電動歯ブラシは、特に忙しい方におすすめです。前歯の表面や裏側を効率的に磨けます。

4.フッ素洗口液

毎日のブラッシングに加えて、フッ素洗口液を使用することで、さらに虫歯予防効果を高めることができます。特に夜寝る前の使用が効果的です。

5.キシリトールガム

食後にキシリトール配合のガムを噛むことで、唾液の分泌を促し、虫歯の原因となる酸を中和します。

 

奥歯の治療を迷っている方へのアドバイス

 

放置による影響と将来的なリスク

奥歯の虫歯や痛みを放置すると、見た目だけでなく、咀嚼機能や全身の健康にも深刻な影響を与えることがあります。奥歯は食事中に最も負担がかかる部分であり、その機能が損なわれると、健康全般に悪影響を及ぼします。

1.歯の破損や抜歯の可能性

初期の虫歯であれば簡単な治療で済みますが、進行すると歯の神経に達し、最悪の場合抜歯が必要になります。一度歯を失うと、周囲の歯や顎の骨に負担がかかり、さらに健康を損ねるリスクが高まります。

2.顎関節への影響

奥歯が使えないために片側の歯ばかりで噛むようになると、顎の筋肉や関節に負担が集中し、顎関節症を引き起こす可能性があります。

3.消化器官への負担

十分に食べ物を噛めないと、胃腸での消化がスムーズに行われず、胃もたれや消化不良を引き起こします。

4.全身への影響

虫歯菌が歯の内部や血流に侵入すると、糖尿病や心臓病などの全身疾患のリスクが高まることも指摘されています。

 

しっかり噛めることが与える生活の質向上

奥歯の健康は、食べ物を噛み砕き、消化を助けるだけでなく、日常生活の質にも大きく影響を与えます。奥歯がしっかり機能することで、心身ともに健康的な生活を送ることができます。

噛むことがもたらすメリット

1.栄養吸収の向上

奥歯でしっかりと食べ物を噛み砕くことで、胃腸への負担が減り、栄養の吸収効率が上がります。特に繊維質の多い食材や硬い食品を食べやすくなり、食生活の幅が広がります。

2.口腔内の健康維持

噛むことによって唾液の分泌が促進され、虫歯菌や食べ物のカスを洗い流す効果があります。これにより、口腔内の環境が整い、虫歯や歯周病のリスクを軽減できます。

3.脳への刺激

噛む動作は脳への血流を促し、認知機能の維持に役立つとされています。特に高齢者において、奥歯の健康は認知症予防の観点からも重要です。

4.表情や発音への影響

奥歯が機能しないと、顔の筋肉が衰えたり、噛み合わせが悪くなることで発音が不明瞭になることがあります。しっかり噛めることで、表情や会話が自然になり、コミュニケーション能力が向上します。

 

費用対効果を考えた治療選択のヒント

奥歯の治療を検討する際には、費用だけでなく、治療後の健康維持や生活の質向上を考慮することが大切です。以下のポイントを参考に、納得のいく治療法を選びましょう。

-治療法の選択肢と特徴

1.詰め物や被せ物(インレー・クラウン)

メリット:歯の機能と形を自然に修復できます。

費用:保険適用の素材から自由診療のセラミックやジルコニアなど、選択肢が幅広いです。

2.インプラント治療(歯を失った場合)

メリット:自分の歯のような咀嚼力が得られ、周囲の歯に負担をかけません。

費用:初期費用は高いですが、長期的にはコストパフォーマンスが良い治療法です。

3.部分入れ歯やブリッジ

メリット:比較적費用が抑えられる。

注意点:周囲の歯への負担がかかる場合があるため、長期的なメンテナンスが必要です。

費用対効果を考えるポイント

1.長期的な視点で考える

初期費用が高くても、耐久性やメンテナンスの容易さを考慮することで、長期的にはコストパフォーマンスが良い選択となることがあります。

2.ライフスタイルに合った選択

忙しい方には治療期間が短い方法、見た目を重視する方には審美性の高い素材など、ライフスタイルや希望に合わせた治療を選ぶことが重要です。

3.専門家のアドバイスを活用

歯科医師とじっくり相談し、自分に合った治療法を見つけることが成功の鍵です。当院では、費用や効果について丁寧にご説明し、最適な治療計画をご提案します。

 

短時間で負担を軽減する虫歯治療の最新技術

 

回の治療で完結する場合のメリット

虫歯治療において、「1回の通院で治療を完了したい」という患者さんのニーズは高まっています。忙しい毎日の中で、何度も通院することが難しい方にとって、短時間で効率よく治療を終えることができる技術は大きなメリットとなります。

1.最新の治療機器を使用

高精度の診断機器や即日修復が可能な技術を導入し、虫歯をその場で修復します。

2.詰め物・被せ物の即日作製

セレック(CAD/CAMシステム)などのデジタル技術を活用し、その場で詰め物や被せ物を作製することが可能です。これにより、通常数日かかる工程を短縮できます。

3.精密診断による効率的な治療計画

治療前の精密な診断に基づき、必要な処置を1回の治療にまとめて行うことで、時間を有効に活用します。

メリット

・通院回数が少ないため、患者さんの時間的負担を軽減。

・治療が短期間で終わることで、患者さんの不安やストレスを軽減。

・虫歯の進行を迅速に抑え、健康な歯を守ることが可能。

 

麻酔の痛みを抑える方法と配慮

虫歯治療で多くの患者さんが不安に感じる「麻酔の痛み」。最新の麻酔技術と患者さんに寄り添った配慮により、痛みや恐怖心を最小限に抑えることができます。

1.表面麻酔の使用

麻酔注射を行う前に、歯茎に表面麻酔を塗布することで、針を刺す際の痛みを軽減します。

2.電動麻酔器の導入

手動ではなく電動麻酔器を使用することで、麻酔液の注入速度を一定に保ち、圧力をコントロールします。これにより、違和感をほとんど感じることなく麻酔が完了します。

3.極細針の採用

一般的な注射針よりも細い針を使用することで、刺入時の痛みをさらに軽減します。

4.温度管理された麻酔液

麻酔液を体温に近い温度に温めて使用することで、注入時の冷たさや違和感を和らげます。

患者さんへの配慮

・治療前に十分な説明を行い、患者さんの不安を取り除きます。

・痛みの感じ方や希望に応じた麻酔方法を選択し、個々の患者さんに合わせた対応を行います。

 

忙しい方でも安心の通院スケジュール

忙しい方にとって、治療のために時間を確保するのは大きな負担です。当院では、患者さんのライフスタイルに合わせた柔軟な通院スケジュールを提供し、効率的かつストレスのない治療を実現します。

1.治療時間の短縮: 最新技術を駆使して、1回の通院で行える治療内容を最大化。これにより、通院回数を減らします。

2.柔軟な予約対応: 平日は19:00まで土曜日も診療しており、忙しい方でも通いやすい環境を整えています。

3.治療計画の事前説明: 初診時に治療内容とスケジュールを明確に説明し、患者さんが計画的に通院できるようサポートします。

 

前歯・奥歯に特化した治療実績豊富な歯科医院へ

 

当院が提供するオーダーメイド治療のご紹介

当院では、患者さん一人ひとりのニーズやお悩みに寄り添った「オーダーメイド治療」を提供しています。前歯と奥歯では役割や求められる治療が異なるため、それぞれに最適なアプローチを採用することが重要です。当院の治療は、美しさと機能性の両方を追求し、患者さんが笑顔と健康を取り戻せるようサポートします。

○前歯の治療

前歯は、第一印象を左右する大切な部位です。そのため、見た目の自然さを最優先にした治療を行っています。

・自然な仕上がり:セラミックやレジンを使用し、天然歯と見分けがつかない仕上がりを実現。

・色や形のカスタマイズ:周囲の歯に合わせた色や形をデザインし、美しい歯並びを作り出します。

○奥歯の治療

奥歯は、食事や日常生活の中で大きな負荷がかかる部位です。そのため、耐久性と咀嚼機能を重視した治療を提供します。

・強度を重視した素材:ジルコニアや金属など、咀嚼力に耐えうる素材を選択。

・噛み合わせの調整:治療後も自然に噛めるよう、精密な調整を行います。

治療の流れ

1.初診時に丁寧なヒアリングと診断を行い、患者さんのご希望を伺います。

2.診断結果をもとに、前歯・奥歯それぞれに最適な治療計画を立案。

3.治療後のメンテナンス計画を含め、長期的なサポート体制を整えます。

 

患者さんとの信頼を築くカウンセリングの重要性

患者さんが安心して治療を受けるためには、信頼関係の構築が欠かせません。当院では、カウンセリングの時間を大切にし、患者さんの不安や疑問に真摯に向き合います。

1.丁寧なヒアリング

治療の目的や希望、これまでの歯科治療に対する不安や苦手意識をお聞きします。また、患者さんのライフスタイルや美的感覚を考慮した治療プランを提案します。

2.わかりやすい説明

難しい専門用語を避け、患者さんに理解していただけるよう、図や写真を使いながら説明します。そして、治療内容や期間、費用について透明性のある情報を提供します。

3.治療前の同意

治療内容についてしっかりご理解いただいた上で、患者さんに納得していただける治療を進めます。

4.治療中のサポート

治療中の痛みや不安を最小限にするため、随時患者さんとコミュニケーションを取りながら進行します。

 

患者さんの声をもとにした安心できる治療環境

当院では、これまでに治療を受けられた患者さんからの声を真摯に受け止め、より良い治療環境の構築に努めています。患者さんの意見を取り入れることで、安心して通える歯科医院を目指しています。

1.清潔で快適な院内環境

徹底した衛生管理を実施し、治療器具や院内設備の消毒・滅菌を徹底しています。落ち着いた雰囲気の待合室や診療室で、リラックスしてお待ちいただけます。

2.柔軟な予約対応

忙しい患者さんのために、夜間診療や土日の診療を取り入れています。急な歯のトラブルにも迅速に対応可能です。

3.スタッフの対応力向上

スタッフ全員が患者さんに寄り添い、親身に対応することを心掛けています。定期的な研修を通じて、技術力とサービス力の向上に努めています。

4.治療後のフォローアップ

定期検診のご案内やメンテナンスのアドバイスを行い、患者さんの健康維持をサポートします。些細な疑問やお悩みにも丁寧に対応し、患者さんの安心感を大切にしています。

 

治療後も続けるべきメンテナンス習慣

 

前歯・奥歯の虫歯再発を防ぐための習慣

虫歯治療が完了しても、再発を防ぐためには、治療後のケアが重要です。特に、前歯は見た目に影響を与えやすく、奥歯は咀嚼機能に直結しているため、どちらも健康を維持するためのメンテナンスが欠かせません。

1.正しいブラッシングを継続

虫歯の原因となるプラークを毎日しっかり除去することが基本です。歯ブラシの角度や力加減を適切にし、特に治療した歯の周辺を丁寧に磨きましょう。

2.デンタルフロスや歯間ブラシの活用

歯と歯の間は虫歯が再発しやすい部位です。歯ブラシだけでは届かない部分の汚れを取り除くため、デンタルフロスや歯間ブラシを併用してください。

3.食生活の見直し

糖分の多い食品や飲み物を控え、バランスの取れた食事を心がけましょう。食事の際に噛む力を意識することで、唾液の分泌を促し、虫歯予防につながります。

4.治療した箇所を意識したケア

詰め物や被せ物がある場合、それらの周辺は汚れがたまりやすいため、特に注意して磨きましょう。

 

メンテナンスの頻度とおすすめメニュー

定期的な歯科医院でのメンテナンスは、虫歯の再発防止に非常に効果的です。ご自宅でのケアに加えて、専門的なクリーニングや検診を受けることで、健康な状態を長く維持できます。

メンテナンスの頻度

1.3~6か月ごとの定期健診

虫歯や歯周病の早期発見・早期治療のために、定期的な検診を推奨しています。患者さん一人ひとりの口腔内の状態に応じて、適切な頻度を提案します。

2.治療後の初期段階は特に注意

治療直後は、再発リスクが高まることがあります。そのため、治療後1~2か月でのチェックを行い、経過を確認します。

おすすめのメンテナンスメニュー

1.プロフェッショナルクリーニング(PMTC)

歯科衛生士が専用の機器を使って、歯石や歯垢を徹底的に除去します。自宅ケアでは届かない部分の清掃が可能です。

2.フッ素塗布

フッ素を塗布することで、歯のエナメル質を強化し、虫歯菌からの攻撃に対する耐性を高めます。

3.噛み合わせの調整

治療箇所や歯並びに応じて、噛み合わせを定期的にチェックします。不具合がある場合は早めに調整します。

4.歯磨き指導

自宅ケアが正しく行えているかを確認し、改善点があればアドバイスを行います。新しい道具やケア方法もご提案します。

 

歯科医院と患者さんの二人三脚で健康を守る

虫歯の再発を防ぐためには、歯科医院と患者さんが協力して取り組むことが重要です。当院では、患者さん一人ひとりの状態やライフスタイルに合わせたケアプランを提供し、治療後の経過やリスクを考慮した最適なフォローアップを行っています。また、定期健診時のデータを蓄積し、歯や治療箇所の状態を長期的に記録・管理することで、将来的なリスクを予測し、早期対策を講じています。

さらに、虫歯や歯周病に対する正しい知識をお伝えし、患者さんが自分の歯を守る意識を高められるようサポートしています。万が一、治療箇所に違和感や痛みが生じた場合には迅速に対応し、患者さんが安心して通える環境を整えています。当院と一緒に、健康な口腔環境を維持する取り組みを続けていきましょう。

 

 

 

監修:愛育クリニック麻布歯科ユニット
所在地〒:東京都港区南麻布5丁目6-8 総合母子保健センター愛育クリニック
電話番号☎:03-3473-8243

*監修者
愛育クリニック麻布歯科ユニット
ドクター 安達 英一
*出身大学
日本大学歯学部
*経歴
日本大学歯学部付属歯科病院 勤務
東京都式根島歯科診療所 勤務
長崎県澤本歯科医院 勤務
医療法人社団東杏会丸ビル歯科 勤務
愛育クリニック麻布歯科ユニット 開設
愛育幼稚園 校医
愛育養護学校 校医
・青山一丁目麻布歯科 開設
区立西麻布保育園 園医
*所属
日本歯科医師会
東京都歯科医師会
東京都港区麻布赤坂歯科医師会
日本歯周病学会
日本小児歯科学会
日本歯科審美学会
日本口腔インプラント学会

カテゴリー:コラム  投稿日:2024年12月20日