入れ歯(義歯)治療
Denture
入れ歯とは
入れ歯とは、失ってしまった歯の代わりとなる義歯です。
入れ歯というと噛みにくい、痛い、見た目が気になると言った問題点が多く指摘されていましたが、現在ではより違和感の少ない入れ歯の提案が可能となっております。
なんとなく使い心地の悪い入れ歯を使用してはいませんか?
サイズが合っていないと、思うように食べものを噛めないため、食べることがストレスとなり食が細くなってしまうことや、栄養を十分に摂取できず健康上の問題に繋がることもあります。
ご自身の健康のためにも、ご自身にフィットする入れ歯を使用することが大切です。
入れ歯の種類
保険適応では、プラスチック製(レジン)の物が使用されています。
より良い義歯として最近では、金属が見えないタイプのも、チタンや貴金属などを使用してしっかりとフィットしてよく噛める義歯(保険外)もあります。
また、歯をより自然な見た目となるセラミックに変更することも可能です。
入れ歯づくりの流れについて
入れ歯ができるまでには4~5回の通院が目安となり、入れ歯が完成してからも調整のために1~2ヵ月は通院していただく必要があります。
顎やかみ合わせの状態によって調整にかかる時間等は違ってきますので、以下の手順は大よその流れとしてご理解いただければ幸いです。
1:歯の型取り
まずは基礎の基礎となる大まかな歯の型取りのための個人トレーを作製します。
2:患者さんだけの個人トレー作製
個人トレーを使って精密な型を取ります。このトレーを元に筋肉の動きを型に再現した「咬合床」と呼ばれる土台をつくります。この作業はストレスなく噛める歯を作るためにはとても大切なポイントです。
3:噛み合わせを確認
咬合床を装着した状態で、噛み合わせ(人工歯の埋め込み位置)をとります。
4:調整
噛み合わせをもとに人工の歯を実際に並べてみていきます。ご自身で気に入った歯並びに修正できますので、歯の出具合、並びなど好みなど遠慮なくご相談くださいませ。
5:完成
でき上がった入れ歯を定期的に調整し、患者さんのお口に合わせた入れ歯を作ります。
例えば、何もしていない時には痛みはないけれども、食事の際に痛むなど状況によって入れ歯が痛む方もいらっしゃいます。
入れ歯が患者さんのお口に馴染みフィットするよう、入れ歯を調整していきます。
歯を代用するための入れ歯ですから、装着感、仕上がり、見た目など不安な点も沢山あるかと思います。
当院では長く安心して使える入れ歯を作製するために、入れ歯作製の各ステップで患者さんのご意向とお気持ちを考えた細かなカウンセリングと入れ歯の設計をしております。
安心して入れ歯作りに臨んでいただければと思います。